実話

チョコしぐれ

実話

※時雨本人が体験したことです






僕は深夜まで小説を書くことがよくあります。


そのときいつも飼い猫がそばにいるんですが、大体深夜2時くらいから押し入れのほうに移動するんです。


でもあの日はそば居なかったです。


珍しいな。とは思いましたが、きっと押し入れにいるだろう。と思ってそのままにしていました。


あの日、作業が終わったのは深夜2時くらいでした。


なかなか眠くならなかったので参考としてそのあともホラー小説を読んで過ごしていました。


その時に押入れから音がしたんですね。ドンって、ふすまが揺れる音。


そんな大きい音ではないんですけど、その時は静かだったこともあってよく聞こえました。


多分中で飼い猫が寝返りを打ったんだろうなってその時は思ってました。


そのあとも定期的にドンッ、ドンッって聞こえてました。


ほかにも猫のいびき?みたいなものもすごく音は小さいんですがたまに聞こえてましたね。


気にせず小説を読んでいたら、気づけば朝の5時30分くらいでした。


それで喉が渇いたので水を飲みにリビングに行ったら、猫はにいたんです。


自分の寝室とリビングは隣り合わせになっているんですが、押し入れから出るとき、必ず音が出るんです。トンッって絶対にです。


でもその時は音がありませんでした。


つまり、飼い猫は僕が知る限り5んです。


じゃあ押し入れの音は何だったんでしょうか。押し入れには何がいたんでしょうか。




これは実話です。

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実話 チョコしぐれ @sigure_01

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