呪いが祝福へと変わる時

呪いに等しい癖を授けられてしまった主人公が、出会いを通して才能と運命にたどり着いていく現代ファンタジー作品です。

主人公は一見すると、どこにでもいる学生。けれども、幼い頃に授けられた印によって、女性の胸から目を離せない厄介な癖を抱えていました。

当然ながら、女性との関係は全て最悪。どうにか目線を操る技術を手に入れても、普通から遠く救いにはなりませんでした。

しかし、彼が行っていた努力は、水の泡にはなりません。

時は修学旅行、相手は吸血鬼。

突然、本性を現した人外に対し、彼の才能は死線を潜り抜ける大切なカギとなります。

吸血鬼と対吸血鬼の組織。強襲派と穏健派。

少しずつ知っていく世界の姿に、少年はどんな選択を下すのか。

ぜひ読んでみてください。

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