無題(2025年8月2日土曜日)

ESMA

無代

じつは見えないとこになんかあって、見えないことが全てじゃなくって、見えてることもあったりして、でも無自覚的に、ある意味意識的に視界から遠ざけていのかもしれない。


初めに。ここにはつらつらと自分のてきとうなことや考えを意味もなく書いていて、かっこつけようがつけまいが、どうでもよくって、ただ考えたことを可視化して文字化しただけに過ぎない。誤字脱字有。


見えないものは物だけれども見えないということになっている。

人間はやっぱり無意識に見えてなかったりする。道路の草、いつも意識して見てるとは限らないし、視界にすら入らない時もある。そんな感じで見えてない人も見えてる人も、必ずしも見えてることが良いとかじゃなくて、悪いわけでもなくて、それは普通の事で、草があったのに何もなかったり、あそこに人はいなかったり、いたり。

意識的に、見えないように、見えないように、何もないかのように。

見えないから、見えないものであり、見えたかもしれなかったり、そこにはいなかったり。

まるで半透明でギリ可視化できるかできないか、ギリ意識すれば見えるか見えないかの瀬戸際だったり、それがなんなのか統一化されることはほぼないし。


それは一種の夢のような出来事のようで本当には起こってなくって、そうなっただけであって、自分のせいではなくって、誰も悪くなくって。夢。

いつの間にか夢の中で一人で現実を生きていた。


誰もいない、空間に無が浮かび上がって、透明で何も無くて、それが無性に寂しくてでも誰も一緒にはいてくれないから、しょうがなく一人でいて、それでも見なくちゃいけなくて半目で見たりした。でも、なんにも無くて、それは見えなくなっていて埋もれてしまったことも知らずに見えないと結論づけて、寝る。


見えない空間が怖い、家具と壁の間に空いた暗闇、扉の隙間、人との間。

夢でみたことは夢であってほしかった。


こんな自分に嫌気がさして、やる気がなくなって、でもしなくちゃいけなくって辛い。






夢。。。。。。?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




夏のある日君は言った。

「一人なんでしょ」

空の青色が君と混ざって眩しくって、目を瞑りそうになった。

「そうだよ。」


「友達、私だけなんだ。」

「可哀想にね」

蝉がうるさい。


「君もでしょ?」

「うん。」

風が強い。


「ここでいいの?」君は聞いた。

「うん、一人にはここが一番楽。」


「暑いね」君は言った。「ここが私たちの淵だね。」

「うん」

崖の上、後ろには草原が広がる。下は海。約10メートル。


「たのしみだねぇ」

「うん」


空が青くて君と一緒に絶望した世界にさよならを告げた。
























あぁ、君だったんだね。

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