ドルチェ・ヴィータ午後3時
朱虹
ドルチェ・ヴィータ午後3時
荒野には花咲く銃を持ってゆけ白ロリィタの恰好をして
引き出しにしまっておいた新鮮な山田を連れて散歩にゆくよ
根っこなしのせりカレーそば食べたあと猫とあなたに会いにゆきます
見るからに和風の顔のおじさまがカンツォーネを熱唱してる
ルバーブはなんど食べてもぴんと来ずだからルバーブまた逢いましょう
うたたねをしていたきみのアカウント動き始めた土曜日は春
あんなにも走らなければ雨上がりでっかい虹は見えなかったの
3と9ばかり目につくああこれは恋の病の一症状だ
超満員電車の乗客たちがみな花になったらいいね わたしも
ショーケースの端から端までぜんぶマカロン10秒くらいで溶ける甘い夢
ドルチェ・ヴィータ午後3時 朱虹 @suomi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます