廃部の危機に直面した、オカルト研究会(名ばかり研究会でダラダラするだけ)の存続のため、奮闘する4人の男子高校生のお話てす。
雰囲気的には、映画『スタンド・バイ・ミー』的なものを感じました。
日常を手繰り寄せていくうちに、冒険をして、発見する、といった。
しかも、四人の男の子。
高校生ですけども。
日常会話の端々から、作者さまの深くて広い知識が、ナチュラルに感じ取れます。
前面に出ているわけでもなく、自然に盛り込まれている表現技巧も、ステキだな、と感じました。
若干ネタバレなのか?
オープンエンディングをどう解釈したらいいか、私には正直、分かりませんが、その線もあるけど。
個人的には違う線のほうが好きかな?と思えるところも、また一興かな、と思います。
会話が弾みそうな作品でもあるのかな、と感じました。
ラノベではありませんが、創作物として、私はとても、おもしろかったです。