タイムスリップ。人間なら誰しも一度は考えてみた事がある事象。だが、実際にはまずできない。我々はまだ時を遡る方法を知らないし、何より時を超えて過去に干渉することは世界の根幹を破壊する事に他ならない。宇宙の理は、我々に『今だけを生きろ』と叫んでやまない。
……それでも、もしタイムスリップしてしまった先で大切な人に出会ってしまったのなら?出会いと共に、歴史を変えてしまいそうになったら?私達は、世界と愛のどちらをとってしまうのだろうか。
こうして書いていると、少々電波で怪文書気味になってしまった。このレビューの意味を知りたいなら、今すぐ本作を読んでほしい。きっと、心に残る。
いずれ来る未来に切なさを予感させつつも、
主人公さんと、周囲の人たちとのあたたかな関わり合いのおかげで、
とても穏やかな優しさや明るさを贈ってもらえる素敵な物語でした。
読んでいるこちらも、いつもほっと落ち着く気持ちにさせてもらえましたし、
それでいて楽しい時、ドキドキする時(色んな意味で……!)では、自然と気持ちを熱く高めさせていただけました。
本当に、主人公さんも〝今の〟ご家族の皆さんも、そして紫苑くんも、
みんながほっこりする優しさでいっぱいなんです……!
お話を読ませている間中、主人公さんと周囲の皆さんへの幸せを願う気持ちでいっぱいになれました!
紫苑くんが身も心もイケメンで、なおかつ(お互いを尊重しながら)話してみたらとっても親しみやすいところも、もう通してめちゃめちゃ素敵でした。
切なさと癒やし、そしてあたたかさを求める方には、
是非ともおすすめの物語です!