第3話レキシントン麻薬更生センター

俺は動けるうちにレキシントン麻薬更生センターに到着。インチキ医師の診察を終えると

シャワーを浴びせられセンターのごわつく洋服に着せ替えさせられた。レキシントンでの

治療は患者を楽にさせられる様には出来ていない。1日3回の半グレイのモルヒネ注射が8日続き、これで麻薬投与はおわる。続いて3日間は睡眠薬で眠れるが、薬物治療はこれで終わり。その後3ヶ月は農園仕事などをして過す。退院するには1日前に申告すればいい

俺は3ヶ月もいるつもりは無かったので、薬物治療が終わると退院した。この数日間の間にモルヒネへの渇望は治まった。俺はセンターを出ると何軒かドラッグストアを周りパレゴリック鎮痛剤を入手し紅茶で流し込むと

気持ちの悪さは食い止められた。ひどく空腹を感じ、俺はレストランへと出かけた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る