第6話
それからも村人たちは金時を慕い、彼を倶(く)利(り)伽羅(から)権現(ごんげん)として祀りました。この神社は後に栗柄(くりから)神社(じんじゃ)と呼ばれ、今も岡山県勝央町平に建っています。1973年11月、金太郎の縁により、出生地・静岡県小山町と勝央町は姉妹町として縁組を結びました。以後、小山町の人々が金時まつりに参加し、栗柄神社を訪れるようになりました。ふたつの町は、金時の伝説を通じて今も交流を続けています。
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