これは女子高校生たちが7人制ラグビーに取り組む青春物語。
とある事情で挫折を味わった彼女らが、未知のスポーツに真剣に取り組んでいく。その熱意に読んでいて胸を打たれる。
とにかく真っすぐで熱い。その熱を作者は適切にコントロールし、丁寧に物語を紡いでいることがうかがえる。
私は現在第6話まで読了したところだが、ようやくメンバーが揃ったところで、大きな問題に直面している。おそらくこれはチームの最初の山で、これからも山あり谷あり、さまざまな問題を乗り越えていくのだろう。正しくスポ根である。
今後の展開が楽しみだ。