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閃光( カクヨム短歌塾 )♯4

閃光( カクヨム短歌塾 )♯4

柊野有@ひいらぎ

おすすめレビュー

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★★★
★63
21人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • いすみ 静江
    502件の
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    ★★★ Excellent!!!

    蝉の数を拾った数を考えてしまう……。

    「夏のこえ路上に転ぶ蝉の影つまんで戻す盛夏の幹へ」

    はキャッチコピーにもある短歌です。

    言葉が重なって夏、盛夏とある中で、(蝉の)声、蝉の影とあります。

    いま、腹を膨らませていた蝉が一瞬にして落ちることもある。

    それをつまむのは影——。

    この影は今日の影だろかとさえ思います。

    しかして蝉は蝉の生を終えることなく、生きる道を与えられたと私は解釈させていただきました。

    また、短歌の勉強も兼ねているので、読み応えがあると思います。

    是非、ご一読ください。

    • 2025年8月7日 04:02