怪異とは、謎にして不条理であるがゆえに怪異。そこに足を踏みいれた友人は――。けれど、それが何であろうと、彼女の運命の先に待っていたものが何であろうと、その姿は、いまも私のなかに立っている。謎めいてすこし切ない掌編。
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