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3への応援コメント
死と性を並べることはタブーのようでもあり、しかし性とは生を紡ぐものと捉えたとき、両者を並べることはまったく正しいことのようにも思えます。
ただ、ある意味で潔癖な「私」にはそうした死生の循環の外にある「彼」への情欲が許容しがたいものだったのではないかな、と思いました。
美しく醜い田舎の数日間、そして象徴的な別れ。とても心に残る作品でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
読んでくださり本当にありがとうございます。
父親の死は「私」にとって非常に重くのしかかったはずですが、それ以上に「私」の欲求が噴出してしまう。
その人間のエゴイズムを味わっていただき嬉しい限りです。
ご感想を糧にこれからも精進していきます。
3への応援コメント
とにもかくにも生々しい生と性。
父の死に触れたからこそ、主人公は若々しく生のかたまりであるカナタくんにより惹かれたのかも、なんて思いました。
お母さんは主人公の不穏さに気付いていたのでは。
ゆったりとした田舎のスピード、時に感じる閉塞感、そして無邪気なカナタくんの魅力。
これぞ純文学、という要素がぎっしり詰まっていて、とても勉強になりました(*´ω`*)
鍋谷さん、ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただき本当にありがとうございます。
作品に込めた人間の生を読み取ってくださって嬉しい限りです。
主人公の持つ不穏な空気や純朴な少年が織りなす物語を味わっていただき本当に嬉しいです。
ご感想を糧にこれからも精進していきます。
3への応援コメント
読ませていただきました。あっという間です。
おそらく正しい純文学なのでしょうけれど、純文学という感想で済ませるのは逃げとも思えるほど密度の濃い内容でした。
ドラマはあるが主旨は無くカタルシスも無い、まさしく文章を味わうという読み方がふさわしい気がします。
その中でも、「畑を引き継いでくれてありがとう──」のくだりや、「コロナにかかった」云々、田舎の素朴な心情に内包する閉鎖的な空気と特有の暗愚さ……描写が精細で端正なだけに、田舎住まいの私には生々しささえ感じられました。
ただそこにあった事象
どうしても物語に共感を求めたくなってしまう私には、この誰にも心を寄せられない純文には常に寂しさと物悲しさを感じてしまいます。劇的なことなど何もない、そこにただあるがまま──しかしひどく心を捉えて離さない。ストレートな悲しさではないんですよね、どこか哀しいと言葉に出してはいけない、と抑圧されているようなそんな「突き放し」とでも云えば良いのでしょうか、この感覚を表現するのはまだまだ私には難しく手に負えないかもしれません。
とても良い読み物でした。
感想の難しい物語ではありました、普段なら☆を添えて逃げてしまうところですが、何か云わねばならない、言わずにはいられない気持ちが沸き立つ、そんな読後感です✨
作者からの返信
読んでいただき誠にありがとうございます。
この小説は私の生まれ育った田舎をモデルにして書きました。幼少のころ、そして中高生のころに味わった閉鎖的な空間における独特の肌感をできる限り忠実に描写し、これを味わっていただけたのなら私として嬉しい限りです。
本当に読んでくださりありがとうございました。
レビューと感想の方、嬉しく拝読させていただきました。
3への応援コメント
住まなくなった家は呼吸を止めるほどの空気の表現から、田園の細やかな情景と田舎の少年の純朴な描写は郷愁を呼び起こしました。純文学を堪能させていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただき本当にありがとうございます。
ゆったりとした田舎の美しい光景、その中に生きる純粋だけれども愚かさを抱えた人々の様子を味わってもらえてうれしい限りです。
ご感想を糧にこれからも精進していきます。