かなり尖った世界観なのに、“ドゥージが自分の居場所を見つけていく話”として読めるのが良かったです。特にルシアがドゥージを見出すシーン、危うさもあるのに妙に説得力があって引き込まれました。ドゥージの粗っぽい喋りと、支配者側の才能が噛み合ってるのもかなり好きです。
耽美で美しく、そして妖艶な物語なのだなと思う。扱っている題材はかなり露骨なのに、それを感じさえない上品さというか、良い意味での冷たさを感じられる。主人公のドゥージちゃんは蠱惑的な美女達の中では異端のオラオラ系俺っ娘なのもどこか魅力的。考えが読めない者達が多い中、彼女の乱暴だけど真っ直ぐな姿とのコントラストもまた魅力の一つなのだろう。支配者達が織りなす夜の物語に飛び込んだ彼女の成長が楽しみで仕方ない一作。あなたも、「支配」されてはいかがだろうか。
人間関係の複雑さとか難しさにだんだん引き込まれていく感覚を持ちました。
自分の力を制御できず「母ちゃん」を想って揺れるドゥージの繊細な内面と、戦場での荒々しい鎖の対比がとても魅力的です。 そこへ現れるルシアの、エルフと魔族のハーフという神秘的なビジュアルと「舞台の主役」のような圧倒的な存在感……!二人の会話から漂う緊張感と、どこか惹かれ合う運命的な空気感に一気に引き込まれました。 「女王様」という役を与えられたドゥージが、これからどんな風にその牙を剥いていくのか、王都の闇を打ち砕く快進撃を楽しみにしています!
この作品は文章がしっかりしていて重厚な感じがするので、僕が参考にさせてもらいたいくらいです。各話にあるTIPSも、ホラーアクションゲーム(?)みたいな雰囲気を醸し出していて興味深いです。とはいえ。22小節まで読んでの感想は、(この物語は、一体どこへ向っているのでしょう?)といったところ。ラストには、あらすじにあるように〝支配とは何か?誇りとは何か?力とは何か?〟ということの意味がわかるのでしょうか? これからもこの作品を楽しみに追わせていただきます。