ノンフィクションとのこと。まずはお体が心配ですが、とても優れた作品だと感じました。
病気と手術を通じて感じた不安や身体の変化、そして麻酔による幻覚が引き起こした奇妙な体験を作者様なりの軽やかさで、描かれています。
聴覚が鋭敏になり、遠くの音が御経に聞こえる描写は非常に秀逸です。何とも言えない不気味さを引き立てています。
また、ホラー小説を執筆していることが、病院での体験と重なり、物語に怖さと深みを与えているように感じます。
何と言えばいいか、現実と非現実が交差する感覚に引き込まれました。
すごく、優れた作品だと思います。
個人的に少し書き添えたいなと思ったのは、ホラーぜひ書き続けられてください。おそらく、周りの方(目に見えない方たち)が応援していらっしゃるように思えてなりません。ちなみに、私占い師をしております。