呪術師が多く存在し、呪いが周知されている琥東国。
しかし女は、夢を見ることで呪いを生み出すものとして忌避されていた……。
そんなの理不尽だ!と思いながら読み進めれば、理不尽さに苦しむのは何も女だけではなく、多くの人々が、大なり小なり呪いに囚われて苦しんでいることに気付きます。
この物語で語られる「呪い」とは何なのか。
世界を変えるのは自分自身。
でも、一人では出来ない。
気付いて向き合えた時、呪いは祝福に変わるのかもしれません。
現代人の心にも通じる再生の物語。
作者様が描かれる夢の中の幻想的な風景も、とても素敵です。
オススメ致します。