絵が苦手な私が絵を描く

上宮彩乃

第1話 はじまり

カクヨム等に投稿している人はだいたいが頭の片隅にはある、書籍化、メディアミックス。

これをやれるのは書き手の勝ち組だけだろう。

まず、私には根気がない。その時点で、こういうのは向いていないであろう。定期更新ができないからである。

三日坊主。それを体現しているのが私だ。始めるだけ始めて、頭でしか考えなくなるのが私だ。

例えば、日記は2日で終わったし、勉強の集中力は10分ともたない。毎日、勉強するなんてこともできない。小説も、スマホでやってるので、打ち込みがものすごくめんどくさい。


そんな私の夏休み。


「この夏休みは何か一つでもチャレンジして有意義な夏休みにしてください」


なっがい校長先生のお話から抜粋した一言だ。

チャレンジ。チャレンジしても二日で終わる私だ。

何が続けられるというのだろうか。





はっ、絵だ!





私は絵が大嫌いである。美術の授業は地獄だと感じてきた。


でも、漫画は好きだし、アニメも好きだし。絵を見るのは好きだ。

あと、描いてみたいという憧れもある。


よし、描こう!


私はそこらへんにあった、ノートとシャーペン片手に描くことにした。

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