読んでいないけど、読んでみたい、いろんな本、著者。

夢美瑠瑠

第1話

「積ん読」というコトバあり、これは買いっぱなしで、本棚の肥やしになっている書籍を指す。

 当然? ウチにも多い。

 面倒でもあり、読むのが厄介そうな場合もある。

 最近は書店に行くことがほぼ皆無で、新聞も購読していないから本の広告も見ない。

 ベストセラーとかは知っているが、話題になっていても昔のように本屋で買って読むということがまずなくなっています。 よほどに触手をそそられたらネットで買う…がごくまれです。


 それはまあ最近の一般的な傾向かも?やが、それとは別になんとなく超自我?のように存在が気になっていて、いつかは読破したいなあ、読めたらイイナア、そういう本やら著者というのはいろいろあります。

 古典とされていて、不動の高評価を超時代的に得ている…そういう本はまあだいたいその範疇やが、古代の思想やら哲学の本、ソクラテス、孔子孟子、そういうのを実際に読みやすい体裁にしてくれた教科書ぽい本は読みたいのの嚆矢かも。


 老子荘子、とかも理解できる年齢になってきたかもしれぬ。

 

 別に高尚ぶるわけでなくて? 般若心経を「Heart Sutra」と言ってスティーヴジョブズさんとかが愛読していたとか、そうした普遍性のある本には深いものがあって、悪書ばかりで自己形成してきた精神の毒消しにいいかも?とも思う。


 昨日「100分で名著」というテレヴィを観ていると、フッサールの哲学書をとりあげていた。 「現象学」という哲学分野の存在しか知らず、興味が動きます。

 サルトルやカミュは文学書もあるので、多少知っているが、こういう本は昔は実際、よくわからなかったです。 幾星霜の辛酸を舐めても来て? 理解できてくるかな? とか思う。


 若輩の頃は、見栄で何となく読んで、わかったふりだけするのが精いっぱいで、それは読書に限らない。

 無知蒙昧なままで、いきなりたとえば「カラマーゾフの兄弟」とかを苦労して完読しても、あらすじを追うのが精いっぱいとか、まあ無意味の極致と思う。

 

 マニアックな、奇想天外な幻想小説を、カッコいいつもりで? よく読んだりしていたが、そういう本でもやっぱりおかしな的外れな受け取り方をしていただけだったと思う。 フィリップKディックとかがそういう作者で、雰囲気はなんだか不可思議で面白い気もしたが、今読みなおしたら深く享受し直せるかなあとも思う。


 よく書評とかで激賞されている本は多くて、東野圭吾さんの「白夜行」とか、児玉博さんがクイズ番組で褒めていた横山秀夫さん。

 TikTokでも、よく10冊くらいの本を、「一生一度は読みたい本」と、セレクトした動画が流れていて、よく名前が出ているのは「梟のいた森」という小説です。 作者は忘れた。


 自分に合うかどうかという指標もあり、期待したが読みにくくて挫折した、という類のムツカシイ本は多いですが、また一時期より気分ももち直して来たので、いろんな古典とかにもチャレンジしたいと思う次第です。

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