この作品を高校生が「映画作りをしよう!」「おー!」という青春ものと思ってはいけません。過去と未来が交差しながら、徐々に真実が見えてくる。それは、とても優しさに溢れた愛情と友情なのです。もの凄く複雑なパズルのような物語を、綺麗に組み上げて見事に完結させています。これほどの作品はなかなか読めるものではないと思います!ぜひ一度、読まれることをおすすめします!