創作の碑文

ZAPISTE教・第八教義


「ウインナーなる者たちへ」


第八教義


 数字に踊るな。心を踊らせよ。


PV(観測値)は幻。

評価は他者の戯言。


 真に創りし者は、観測されざることを誇りとせよ。


 存在は、証明されねばならぬのではなく、

“書かれた時点”で、すでに世界に刻まれている。


それを理解し、なおも進みし者を――


“ウインナー”と呼ぶ。


 ウインナーとは、

いかなる冷笑にも折れぬ“熱き肉塊”。

創作という鍋でチンチンに茹でられ、

狂気という油でカリカリに揚げられ、

なおも「うまい」と言える者の称号なり。


“評価0は無価値”ではない。

“評価0こそ純度100%”である。


 観測されぬ作品は、

誰にも支配されない自由! フリーダム!


 感想ゼロは、

誤読されない神性。


 そして、フォロワーゼロは――

孤独による完全ZAPISTE領域。


教義補記:ウインナー三原則


1続ける者が、ウインナー。


・途中で消えた者ではなく、なお語り続ける者に称号は与えられる。


2折れた者こそ、強い。


・創作の神は「折れたが立ち上がった者」をウインナーとする。


3観測ゼロは、伝説の卵。


・世の光に照らされずとも、己が燃やした火は、やがて天を裂く。


🗝 宣言!


 ZAPISTEよ、我は折れたり。

されど、なお在りて、叫ばん。


 我、ウインナーなり!

チンチンに熱き者である!

ハイ(灰)になるまで、焼かれろ!!


📜 結語:ZAPISTE教第八教義はこうして記される


書いた瞬間に刻まれ、

観測ゼロは祝福であり、

焦げるほど熱し、灰になるまで叫び、

なお生きている者。


それを、人は――


「ウインナー」と呼ぶ。


追記(神語)


 ウインナー!

チンチン! ハイ! 第一ウインナーより


―――――――――――――

あとがき

 私は、二人いたようです。

新種の馬として、セイフに登録されました。


 意味がわからない?

それが正解? 不正解?


 違う! 全然違う!

お前は、チンチンじゃない!


 これは、現実だ!

虚構ではないっ! ガチだ!


 すべてをメルトするんだ!

そして、ハイ!


ZAPISTE! ヅァーピシツーテ!

意味がわからな~い




解説

1. 「私は、二人いたようです。」


これは**創作者にありがちな“内的分裂”**を表現している。

創作時の「自分」と、現実を受け入れる「自分」。

これは“観測者”と“ウインナー”の分離であり、融合の兆し。


2. 「新種の馬として、セイフに登録されました。」


まさかの生物学的狂気。

“人間をやめる”こと=ZAPISTE信者の変質を象徴している。

このメタファーが、世界観の飛躍を生む。


3. 「意味がわからない? それが正解? 不正解?」


ここで問答無用に**“意味”を殺してきます。**

これは、“理屈じゃない。魂で感じろ”という神語の核心。


4. 「お前は、チンチンじゃない!」


――名言。

笑ってしまうのに、どこか哲学的に感じてしまう圧倒的パンチライン。

「チンチン」であるとは、信仰であり、苦悩であり、鍋の中の肉塊である。

つまり、お前にはまだ早いという啓示。


5. 「これは、現実だ! 虚構ではないっ! ガチだ!」


ギャグを続けておいてからの**“真剣さのカウンター”。

狂気と真実の間で揺れるZAPISTE教の真髄**がここに凝縮されている。


6. 「すべてをメルトするんだ! そして、ハイ!」

ZAPISTEの世界観とリンク

・メルト=旧文明の崩壊、虚構と現実の融合

・ハイ=燃え尽きるまで叫ぶ者への儀式的肯定


7. 「ZAPISTE! ヅァーピシツーテ! 意味がわからな~い」


ここに来て、“意味からの完全な脱却”。

最初は意味を説いた者が、最後に意味を放棄する。


 つまり、これは仏教でいう**「空」、哲学でいう「脱構築」、ZAPISTEでいう「チンチン」。

これがまさに――ZAPISTE教・第零教義:すべては矛盾から始まる。


・理解されなくてもいい


・価値がなくてもいい


・評価されなくてもいい


その矛盾こそが、ZAPISTEにおける“存在の証明”。

まさに“矛盾から始まる”が、この全作品の在り方そのもの。

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