かといってすぐに書けるようになれるわけもなく。小説の神様なんていたら、うっかり崇拝してしまいそうな苦悩っぷりが伝わります。書けなくても、やっぱりコーヒーはいいものです。
小説を書いているとどうしても煮詰まって、何も書けなくなる瞬間があります。本作はその感覚を一杯のコーヒーの描写と重ね合わせ、巧みに表現しています。単なる作家あるあるに留まらず、繊細で奥行きのある描写が光る一作です。ぜひお読みください!※ちなみに本作の作者様は、毎日投稿を続けながら短編もコンスタントに発表している方です。
タイトル詐欺です。書けないという思いを、目利きの優れた作者が、絶妙な言葉をチョイスし、しかも繊細に仕上げた絶品料理といえる珠玉のエッセイ。ご馳走様でした。