第11話三春ダムの上下のGのアップダウン
後半の5位グループが三春ダムのダウンヒル突入ですーー!!
そして、その左側には絶景の三春ダムのさくら湖展望広場がこのr57から観覧できます!!
ーーさらにそこで今!腹切カナタがクリスタを今、オーバーテイク成功です!!!
すごいですよ!?670馬力が200馬力に敗北する瞬間をカメラで捕らえたことを確認しましたァ!!
腹切カナタアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!
トヨタ86がフェラーリを圧倒していく......!?
これは、本当に86でしょうか......!???私ですら疑ってしまいますッ.......!!!!!!!
トヨタ86のーー赤い戦闘機のーー腹切カナタの快進撃が幕を開けたァァァァァァァァァァァ!!!!!!
すさまじい勢いです......!トヨタ86!赤い戦闘機がトンネル区間へと物凄い加速とスピードで突入!!!!
670馬力のV8ツインターボエンジンから逃げ切れるのかァ!??
クリスタがトンネル区間のコーナーを全開で差し切ったァァァァァァ!!!!
サイドバイサイドの真っ暗なトンネル勝負に躍り出たぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ーー...670馬力の獣対200馬力の紅い戦闘機の運命はどうなってしまうのかァァァァァ!????
ゴゴゴゴゴゴオオオォォォォォォォンッッ!!!!!!!!
ズガァァァァァァァァァァァァンッー!!!!!!!!
クリスタの488GTSが強く引き抜かれるように再び下がっていく。
86が猛烈にスパートをかけてくるーー。
クリスタ「速いわね....!どこで加速してんのアンタ!!!」
「そこは、泣く子も黙る高速ベッドよ......!」
「200馬力なんかにはーー負けないのよッ!それなのに...なんで私が負けるのさ......!!!」
辺りは湖と森と住宅街と絶景の見晴らしだーーーー。
川のせせらぎがとても気持ちいい。
大滝根川による橋と崖の上のような街並みは、見ごたえも満点だった.......。
こんな絶景のところがあったのかーー。
ーーだけど、この先は住宅街の直角コーナー。
そこで相手がバックミラーに映らないようにしないとーー。
ギャアアアァァァァァァァァァン!
ギギギギギギギギギイイイイイイイィィィィィィィィィィィッ!
住宅街の深谷の直角コーナーを左にターン!!!
その先の中速コーナーを思い切り踏み切り、
スピードのカウンターも130キロを超えていくーー。
きたぞォ、、、、!!488GTSとの差は......なんということでしょうーー。
この短時間で18秒もマージンができているぞ!??
すごいぞ!腹切カナタァァー!!
先程までクリスタが腹切カナタの視界に入っていましたがーー。
ボトムで呆気なくそのマージンを広げていきましたァ!!!
クリスタ 油断したわーー。たしかこの辺って上下のアップダウンの変化が激しいーー。
三春ダムの地形による上下のGのアップダウンってわけねーー。
それぞれの距離
1 樹里オルティス アヴェンタドール 12.4se(追いつけなさそう)
2 伊藤翔太 スイフトスポーツ 8.4se(ストレートで落ちそう)
3 MRTAKA ブガッティ・シロン 5.5se (いけそうか)
4 菜園 宗一郎 ポルシェ911GT3 4se (近い!)
5 腹切カナタ TOYOTA86(2012) ←今ココ!
6 クリスタニールセン フェラーリ488GTS 18se
7 リナ・グレーシー Audi R8 -1 27se
8 相川律 TOYOTA MRーS -1 28.5se(リナを抜けそう)
さぁ!6位までのグループが一斉にさくら湖の橋を切り抜けーー
アァァァァァーーー!!相川そこでいくのかァー!!!?
その狭い橋でデカく頑丈なR8を抜き去ることができるのかー!??
ーーさらに橋を猛スピードで突っ切った紅い86がポルシェに接近していくゥーー!!!
菜園「君のような車がこんなタイミングで来るとはーー。
だけど、この先はもうゴールまで高速セクションばかりなんだ。」
「伊藤、お前もそろそろ失速し始める頃合いだろうーー?
......大人しく諦めろオオォォォォォ!!!!!」
一方、先頭グループの伊藤がペースを落とさざるを得なくなってしまう。
下りでもストレートがほとんどであれば引くしか普通ではそれしか方法はない。
伊藤は、思い出す。レース前にカナタと一緒にバトルする誓いを誓ったことを......。
伊藤「........カナタッ......」
記憶が漠然と浮かぶ中、じりじりと後方車が迫ってきていたーーーーー。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます