第25話 ワンドの5(Five of Wands)

 お久しぶりになってしまいました。

 以下解説です。よろしくお願いします。


 小アルカナ ワンドの5についてです。

(画像は後から入れ込みます。よろしくお願いします。)


【ワンド】棒のカード、ワンドです。

 このカードには、5人の若者がそれぞれ棒を持ち、ぶつかり合うような場面が描かれています。

 一見すると争っているようにも見えますが、遊びの延長のような競争にも見えます。

 混乱や競争、意見の対立を象徴するカードです。


 ワンドの5(Five of Wands)

 ■ 概要


 ワンドは「情熱・行動・創造性」を象徴するスート(組)です。

 その中で「5」は、安定を崩す「混乱」や「変化」を意味します。

 ワンドの5は、競争・摩擦・試練を表し、自分の立場や意見を明確にするための挑戦の時期を示します。

 衝突や競争を通じて、自分の強さを磨く必要性を教えてくれるカードです。


【正位置】Five of Wands(正位置)

 ◆ キーワード

 競争

 意見の対立

 試練

 混乱

 チャレンジ


 ◆ 全体的な意味

 周囲との意見や立場がぶつかり合う場面を表します。

 混乱や競争の中にいて落ち着かない時期かもしれませんが、この状況は自分の考えや能力を磨くチャンスでもあります。

 衝突を恐れず、自分の意志を明確にすることが大切です。


 ◆ 恋愛での意味(正位置)


 ライバルの存在

 相手をめぐる競争

 意見の食い違いやケンカ

 不安定な関係


 ★ポイント:衝突をどう乗り越えるかが、関係を深めるカギになります。冷静な対話を忘れずに。


 ◆ 仕事での意味(正位置)


 競争が激しい職場環境

 意見の衝突や調整が必要な状況

 新しい挑戦や試練

 自己主張が求められる時


 ★ポイント:摩擦を避けるのではなく、健全な競争として受け入れることで成長できます。


【逆位置】Five of Wands(逆位置)

 ◆ キーワード


 無駄な争い

 エネルギーの浪費

 摩擦の激化

 行き過ぎた競争

 不和


 ◆ 全体的な意味


 対立や競争が激しくなり、協力が得られずに混乱が増している状況を表します。

 本来は健全な切磋琢磨であるべきものが、無意味な争いや消耗戦に陥ってしまう可能性があります。

 また、周囲に合わせすぎて自分の意志を見失うことも。


 ◆ 恋愛での意味(逆位置)


 ケンカや口論が長引く

 嫉妬やライバル関係で疲れる

 小さなすれ違いが大きな問題に

 相手への不信感が強まる


 ★ポイント:勝ち負けにこだわらず、歩み寄りや冷静な対応を意識すると関係が改善します。


 ◆ 仕事での意味(逆位置)


 職場での争いや不和

 チーム内の協力不足

 競争に疲れてモチベーション低下

 無意味な対立で成果が出ない


 ★ポイント:衝突の原因を整理し、協力体制を整えることで停滞を防げます。


 ▼ ワンドの5は「健全な競争」と「無駄な争い」、そのどちらに転ぶかが大きなテーマのカードです。

 正位置では試練を通じた成長、逆位置では消耗を警告しています。

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