第13話 ワンドの2(Two of Wands)

https://kakuyomu.jp/users/hayaai1012/news/16818792438001396656


小アルカナ ワンドの2についてです。


【ワンド】一番左側の画像 棒のカードのワンドです。

 このカードには、城の上に立つ人物が描かれています。

 片手に棒を持ち、もう片方の手では地球儀を握りしめ、遠くの景色を見つめています。

 自分の情熱をどこへ向けるか、未来への選択と展望を示唆するカードです。


ワンドの2(Two of Wands)

■ 概要

ワンド(棒)は情熱・行動・創造性を象徴するスート(組)です。

その中でも「2」は、“選択”や“展望”といったテーマを持ちます。

ワンドの2は、今ある力をどう使うか、未来に向けてどう動くかを考え始める段階を示します。

すでに何らかの成果や基盤があり、それをさらに広げていくための計画や準備が求められます。


【正位置】Two of Wands(正位置)

◆ キーワード

将来の展望

計画と準備

選択のとき

可能性の広がり

外の世界への関心


◆ 全体的な意味

目の前の状況を冷静に見つめ、次のステップをどう進めていくかを考えるタイミングです。

「今のままでいいのか」「もっと広い世界に出るべきか」など、視野を広げて将来の可能性を探ることが求められています。

準備や計画にエネルギーを注ぐことで、大きな飛躍につながるでしょう。


◆ 恋愛での意味(正位置)

関係の今後について考える

遠距離や未来の展開を意識する

次のステージに進む準備が整う

安定した関係から新たな目標が見えてくる


★ポイント:恋愛を“今”だけでなく“これから”どう育てていくかを意識することが大切です。


◆ 仕事での意味(正位置)

新しい計画やプロジェクトの立案

海外や外部とのつながりが強調される

将来を見据えた戦略的思考が求められる

既存の成功をさらに広げていく好機


★ポイント:目先の結果ではなく、長期的なビジョンに基づいた行動が大きな成果を生みます。


【逆位置】Two of Wands(逆位置)

◆ キーワード

視野の狭さ

決断の先送り

変化への不安

計画倒れ

外に出る勇気が持てない


◆ 全体的な意味

将来に向けた可能性が見えているにもかかわらず、踏み出すことに躊躇している状態です。

現状にとどまりたい気持ちと、変化への期待がぶつかり合って、決断が難しくなっているのかもしれません。

または、計画不足や準備不足でチャンスを逃してしまうこともあります。


◆ 恋愛での意味(逆位置)

相手との将来が見えにくい

関係の進展に迷いがある

気持ちはあるが、行動に移せない

遠距離や物理的な障害で不安になる


★ポイント:まずは自分の気持ちを整理し、進むべき方向を明確にすることが必要です。


◆ 仕事での意味(逆位置)

将来に向けたビジョンが不透明

チャンスを前にして動けない

外部との連携に不安を感じる

計画が途中で止まってしまう


★ポイント:一歩踏み出す勇気と、現実的な計画が成功のカギです。焦らずに準備を整えましょう。

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