占いのお姉さん

ヤッキムン

　うちは小学4年生。

　ちっちゃな頃から女の子みたいな、うち。

　みんなから女の子だと思われる。

　夏休み。

　商店街を歩いてる。

　占いの館を見つけた。

　自動ドアをウィ〜〜ンと開けて、中に入る。

　かわいいお姉さんのところに行ってみる。

　「なにを占いましょうか？」

　「結婚相手をお願いします」

　「わたし、もう結婚してますよっ」

　「お姉さんじゃなくて、うちの結婚相手ですっ！」

　「あ、そうですょね〜」

　「そうですよっ！」

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