『山神様から授かった豆腐で野生の熊を追い払え!』

海山純平

第69話 山神様から授かった豆腐で野生の熊を追い払え!

俺達のグレートなキャンプ69

山神様から授かった豆腐で野生の熊を追い払え!


夕日が山の稜線に沈みかけた頃、石川の興奮はピークに達していた。彼は手に持った木箱を宝物でも扱うように胸に抱きしめ、その目は異様にギラギラと輝いている。まるで宗教の教祖が神のお告げを受けたかのような表情だった。

「よし!今回のグレートキャンプのテーマは決まったぞ!」

石川の雄叫びが山間のキャンプ場に響き渡る。その声はあまりにも大きく、近くでコーヒーを淹れていた初老の夫婦がびっくりしてカップを落としそうになった。テントを設営していた若いカップルも手を止めて、呆れたような視線を送っている。さらには焚き火を囲んでいたファミリーキャンパーの子供たちまでもが、「うるさいおじさんがいる」と指を指している始末だった。

富山は深いため息をつきながら、手に持っていたペグハンマーをゆっくりと地面に置いた。その動作は諦めと疲労感に満ちており、まるで長年の戦いに疲れ果てた戦士のようだった。彼女の額には既に汗がにじんでおり、石川の次なる奇行を予感して肩を落としている。

「また始まった…」富山の呟きは風に消えそうなほど小さかった。「今度は何よ、石川?まさかテントを宙に浮かせるとか、空中キャンプでもやるって言わないでしょうね?それとも地底キャンプ?穴掘りキャンプ?」

一方で千葉は、まるで子供がサンタクロースを待つような表情で石川の側に駆け寄った。彼の瞳はキラキラと輝き、頬は興奮で紅潮している。まさに「好奇心旺盛」を絵に描いたような男だった。

「富山ちゃん、そんな心配性じゃダメだよ!」千葉は両手をぱんぱんと叩きながら飛び跳ねた。「石川の企画はいつもサイコーじゃん!前回の『逆さまキャンプ』も最高だったし!あの時のテントの中で逆立ちして食事したのも面白かったし!」

「あれで首を痛めたのは誰だったかしら…」富山がジト目で千葉を睨む。その視線は「あなたも共犯者よ」という非難の色を含んでいた。

石川は二人のやり取りなど全く気にせず、満面の笑みを浮かべながらリュックから小さな木箱を取り出した。その木箱は古めかしく、所々に苔がついており、いかにも「山で拾いました」感が漂っている。彼はその箱を頭上高く掲げ、まるで聖杯でも捧げ持つような神々しいポーズを決めた。

「じゃじゃーん!見よ、この神々しい木箱を!この中に眠るのは…」

「ただの豆腐じゃない…」富山が遠い目をしながら呟いた。もはや彼女の表情には諦めが刻まれている。

「ただの豆腐じゃない!」石川が指をびしっと富山に向けながら力強く否定した。「これは山神様から授かった聖なる豆腐だ!昨日、山の中腹にある小さな祠で発見したんだ!きっと山神様が俺達に与えてくれた神の食べ物に違いない!この神々しいオーラを感じないか?」

確かに木箱からは何かしらの匂いが漂っているが、それは神々しいというよりは「ちょっと古くなった豆腐」の匂いだった。しかし石川の目には、箱の周りに神秘的な光が見えているらしい。

千葉が興奮してその場で小刻みにジャンプした。まるでトランポリンの上にいるかのような跳び方だった。「すげー!で、その山神様の豆腐で何するの?何か儀式?それとも豆腐料理大会?」

「決まってるだろ!」石川が木箱をさらに高く掲げる。その瞬間、夕日の光が箱に当たり、確かに神々しく見えた。「この山神様の聖なる豆腐で、野生の熊を追い払うんだ!」

「はあああああ?!」

富山の絶叫が山間に響き渡った。その声はあまりにも大きく、遠くの山から「あああああ」という薄れたエコーが返ってきた。近くでコーヒーを飲んでいた中年男性がびっくりして立ち上がり、カップを手から滑り落としてしまった。茶色い液体が地面に広がっていく。

「熊って…マジで?」千葉の目がさらにキラキラと輝いた。もはや満天の星空のような輝きだった。「それ、めちゃくちゃ面白そうじゃん!どうやって追い払うの?豆腐で殴るの?それとも豆腐の匂いで気絶させるの?」

富山が慌てて二人の間に割って入った。彼女の顔は青ざめており、手は小刻みに震えている。「ちょっと待ちなさいよ!熊って危険でしょ!?それに豆腐で追い払うって意味分からないし!豆腐は食べ物よ!武器じゃないのよ!」

「富山ちゃん、落ち着いて」石川が手をひらひらと振りながら、まるで興奮した子供をなだめるような口調で言った。「俺の壮大な計画を聞いてからにしてよ。まず、この山神様の豆腐には特別な力が宿ってるんだ。きっと熊も山神様の神聖なる力を感じ取って、恐れ慄いて逃げていくはず!」

「根拠は?」富山の声は震えていた。

「直感!」石川が親指を立てながら満面の笑みで答えた。

「最悪よ…」富山が頭を両手で抱えた。その姿はまるで世界の終わりを悟った人のようだった。

そのとき、隣のキャンプサイトから心配そうな中年男性が近づいてきた。彼は先ほどコーヒーをこぼした人物で、まだシャツに茶色いシミがついている。顔は不安で曇っており、家族の安全を気遣っているのが見て取れた。

「すみません、さっきから騒がしくて…あの、熊がどうとか聞こえたんですが?本当に熊が出るんですか?」

石川が振り返って、人懐っこい笑顔を浮かべた。まるで近所の優しいお兄さんのような表情だった。「あ、こんにちは!俺達、山神様の聖なる豆腐で熊退治しようと思ってるんですよ!」

男性の顔が瞬時に青ざめた。血の気が引いて、まるで幽霊でも見たかのような表情になった。「え、え?熊って本当にいるんですか?!この辺りに?!」

「多分!」石川が屈託のない笑顔で答えた。

「多分って何よ!」富山が石川の腕を掴んだ。その grip は非常に強く、石川の腕に爪の跡がつきそうだった。「もしかして、本当に熊が出没するかもしれない危険な場所でキャンプしてるの?!」

石川が首を掻きながら苦笑いした。その仕草はまるで「ちょっと秘密がバレちゃった」という子供のようだった。「いや、まあ、管理人さんに聞いたら『この時期はたまに食べ物を求めて出るかもね』って言ってたから…」

「うわあああああ!」富山の絶叫が再び山間に響いた。今度は先ほどよりもさらに大きく、近くにいた野鳥たちが一斉に飛び立った。

隣のキャンパーの男性も慌てて自分のテントの方向に走り始めた。「妻に知らせなきゃ!子供たちも安全な場所に!」その走り方はまるでマラソン選手のように必死だった。

千葉だけが興奮して両腕を上げ、その場で回転し始めた。まるでバレリーナのような優雅な回転だった。「やばい、マジで熊に会えるかも!石川、作戦教えて!詳しく!」

石川が豆腐の木箱を大事そうに抱えながら、軍師のような表情で説明を始めた。「よし、聞いてくれ、千葉よ。まず俺達は真夜中に山の奥深くに侵入する。そして熊の通り道と思われる獣道に、この神聖なる豆腐を戦略的に設置するんだ!」

「それで?」千葉が身を乗り出した。

「熊が豆腐の神聖なる匂いに釣られてやってくる!」

「それ、危険じゃない!」富山が血相を変えてツッコんだ。

「そこで俺達は山神様に祈りを捧げながら『山神様のお力をお借りします!』と雄叫びを上げ、この聖なる豆腐を熊に向かって勇敢に投げつけるんだ!きっと山神様の神聖なる加護により、熊は恐れ慄いて山の奥へと逃げ帰っていくだろう!」

千葉が手を叩いて跳び上がった。その高さは普通の人の倍はあった。「最高じゃん!俺、絶対参加する!これぞアドベンチャー!」

富山がゲンナリした顔で二人を見つめた。その表情は疲れ果てた母親が問題児の息子たちを見る時のようだった。「もう知らない…でも一人でここに残るのも怖いし…仕方ない、ついていくわよ。でも絶対に、絶対に危険なことはしちゃダメよ!約束して!」

「富山ちゃんも一緒に来てくれるの?」石川が子犬のような嬉しそうな表情を浮かべた。

「仕方ないでしょ…でも、本当に何かあったら責任取りなさいよ!」

その夜、月明かりが薄っすらと山道を照らす中、三人は懐中電灯の明かりを頼りに山の奥へと向かった。石川が先頭を歩き、木箱を聖遺物のように大事そうに抱えている。その後ろを千葉が興奮を抑えきれずにそわそわしながら続き、最後尾の富山は不安そうに辺りを見回しながら歩いている。

夜の山は昼間とは全く違う顔を見せていた。木々の葉が風に揺れる音が不気味に響き、時折フクロウの鳴き声が闇を切り裂く。虫の声がまるでオーケストラのように重なり合い、神秘的でありながらどこか不安を掻き立てる雰囲気を作り出していた。

「石川、本当に大丈夫?」富山が震え声で後ろから声をかけた。「なんか、すごく不気味よ…」

「任せろ!俺のキャンプ歴を舐めるなよ!」石川が胸を張って答えたが、その声も若干震えているようだった。

千葉が興奮を隠しきれずに小刻みに震えていた。「ドキドキする!これが野生との真の遭遇ってやつか!まさにワイルドライフ!」

しばらく歩くと、石川が突然立ち止まった。懐中電灯で地面を照らすと、確かに大きな足跡のような跡があちこちに点在していた。その足跡は人間のものとは明らかに違い、爪の跡までくっきりと残っている。

「よし、ここだ!この辺りが熊の聖なる通り道に違いない!」石川が宣言した。

富山がその足跡に気づいて、顔が青ざめた。まるで雪のように白くなった。「ちょっと、これって本当に熊の足跡じゃ…」

「シー!」石川が指を唇に当てて静寂を求めた。「いいか、神聖なる作戦開始だ。まず豆腐を戦略的に設置して…」

その瞬間、薮の向こうから「ガサガサ」という音が聞こえてきた。それは明らかに大型の動物が移動している音だった。葉っぱを踏み潰し、枝を折りながら近づいてくる何かの気配があった。

三人が石のように固まった。時間が止まったかのような静寂の中、心臓の鼓動だけが異常に大きく聞こえた。

「…石川?」富山の声は恐怖で完全に震え上がっていた。

「…うん?」石川も流石に緊張している様子だった。

「あれ、何の音?」

石川が豆腐の箱を握りしめた。その手も微かに震えている。「多分…風だろう?山の風は強いからな…」

「ガサガサガサ」

音がだんだん大きくなってきた。そして重い足音も混じり始めた。「ドスン、ドスン」という地面を踏みしめる音が夜の静寂を破っていく。

そして遂に、薮の向こうから巨大な影がゆっくりと現れた。月明かりに照らされたその姿は、確実に熊だった。しかし想像していたよりもずっと大きく、肩の高さだけでも大人の男性の腰ほどもある。その体は筋肉質で逞しく、鋭い爪と牙を持っていた。熊は三人を発見すると、小さな目でじっと見つめ、低い唸り声を上げた。

「グルルルル…」

その唸り声は地響きのように低く、三人の体に振動として伝わってきた。

「うわああああああ!」三人が同時に叫んだ。その声は山間に響き渡り、遠くのキャンプ場からも聞こえるほどだった。

熊はゆっくりと三人に近づいてきた。その歩き方は威厳に満ちており、まさに山の王者といった風格だった。しかし同時に、鼻をひくひくと動かして何かの匂いを嗅いでいるようだった。

「石川!豆腐!豆腐投げて!」千葉が涙目になりながら叫んだ。

石川が震え上がりながら木箱を開けた。中から現れた豆腐は、確かに普通の豆腐とは違って見えた。月明かりの下で微かに光っているようにも見える。

「山、山神様!お力をお貸しください!」

石川が豆腐を取り出して、熊に向かって全力で投げつけた。しかし豆腐は空中でぐちゃぐちゃに崩れて、熊の足元にぺちゃりと落ちただけだった。

「全然効果ないじゃない!」富山が泣きそうになりながら叫んだ。

ところが、その瞬間だった。

突然、空から神々しい光が差し込んできた。それは月明かりとは明らかに違う、金色に輝く神秘的な光だった。三人と熊は一斉に空を見上げた。

「これは…!」石川が息を呑んだ。

天空から荘厳な声が響いてきた。

「我が子よ…よくぞ我が聖なる豆腐を求めて山に来た…」

声は山全体に響き渡り、まるで大自然そのものが語りかけているようだった。

「山神様…!」石川が感激して涙を流した。

「汝の純粋なる心に感じ入った…特別に我が力を授けよう…」

そして天空から、光り輝く豆腐が降臨してきた。その豆腐は普通の豆腐ではなく、まるで水晶のように透明で美しく、内部で金色の光が渦巻いている。

「これは…聖剣…?」千葉が呟いた。

豆腐は石川の手の中で徐々に形を変え始めた。四角い豆腐の形から、段々と細長い剣の形へと変化していく。柄の部分は豆腐のままだが、刃の部分は鋭く尖り、金色の光を放っている。

「聖剣・豆腐カリバー!」石川が雄叫びを上げながら剣を天に向けて掲げた。

熊が興味深そうにその光景を見つめている。恐れるでもなく、攻撃するでもなく、まるで「面白そうなことが始まった」とでも言いたげな表情だった。

「行くぞ、熊よ!これが山神様から授かりし聖剣の力だ!」

石川が聖剣・豆腐カリバーを振りかざして熊に向かって突進した。その姿はまさに勇敢な戦士そのものだった。

「石川、危険よ!」富山が叫んだ。

しかし次の瞬間、予想外の光景が展開された。

石川は熊と激しい戦いを繰り広げているように見えたが、よく見ると全く違っていた。石川は豆腐の剣を振り回しているが、それは攻撃ではなく、まるで犬とボール遊びをするような動きだった。そして熊も、石川の動きに合わせて楽しそうに手を振り回している。

「あれ…?」富山が目を細めて二人の様子を見つめた。

千葉も首をかしげた。「なんか…戦ってない?」

実際、石川と熊は激戦を繰り広げているのではなく、まるで古い友人同士が再会を喜んでいるかのように戯れていた。熊は石川の豆腐剣を面白そうに見つめ、時々前足で軽くタッチしようとする。石川もそれに応えて、剣をひらひらと振り回している。

「やったー!俺と熊の友情バトルだ!」石川が嬉しそうに叫んだ。

熊も「クーン」という可愛らしい鳴き声を上げて、まるで大型犬のような甘えた表情を見せた。

「なにこれ…」富山が呆れ顔で呟いた。

十分ほど戯れた後、石川がふと思いついたような表情を浮かべた。

「そうだ!この聖剣を焼き豆腐にして、一緒に食べよう!」

石川が持参していた小さなバーナーに火をつけ、聖剣・豆腐カリバーを丁寧に焼き始めた。すると豆腐は美味しそうな焼き色がつき、香ばしい匂いが辺りに漂い始めた。

熊が鼻をひくひくと動かして、明らかによだれを垂らしている。

「はい、どうぞ」

石川が焼き豆腐を半分に分けて、熊に差し出した。熊は慎重に匂いを確かめた後、ぺろりと舌で舐めた。そして美味しそうに食べ始めた。

「うまいか?」

「クーン」

熊が満足そうに鳴いて、石川の手を軽く舐めた。

石川も残りの焼き豆腐を食べながら、熊の頭を優しく撫でた。

「やっぱり山神様の豆腐は特別だな」

熊は豆腐を食べ終わると、満足そうに大きなあくびをした。そして石川に向かって軽く頭を下げ、まるで「ありがとう」と言っているかのような仕草を見せた。

「もう帰るのか?」

熊はもう一度「クーン」と鳴いて、ゆっくりと山の奥へと歩いていった。その後ろ姿は威厳に満ちていたが、どこか名残惜しそうでもあった。

「また来いよー!」石川が手を振って見送った。

熊も振り返って、前足を軽く上げて挨拶のような仕草をしてから完全に森の中に消えていった。

「…何だったの、今の一連の出来事は」富山が疲れ果てた表情で座り込んだ。

「山神様の奇跡だよ」石川が満足そうに胸を張った。

千葉が興奮して飛び跳ねた。「すげー!本物の熊と友達になっちゃった!しかも聖剣まで出現して!」

三人はキャンプサイトに戻ると、他のキャンパー達に取り囲まれた。先ほど逃げ回っていた人々が、心配そうに駆け寄ってきた。

「本当に大丈夫だったんですか?!」

「熊に襲われなかったんですか?」

「あの光は何だったんですか?まるで天から神様が降りてきたような…」

石川が得意げに胸を張った。「もちろん!山神様から授かった聖剣・豆腐カリバーで熊と友情を育んだんだ!」

千葉も興奮して手を振り回しながら説明した。「あの熊、めちゃくちゃ優しかったんですよ!最後は一緒に焼き豆腐食べて!」

他のキャンパー達は半信半疑の表情で話を聞いていたが、確かに山に金色の光が差し込んでいたのを見ていたため、完全に嘘とも思えなかった。

富山だけが疲れた顔で椅子に座り込んでいた。「もう二度と、こんな非現実的なキャンプはしないからね…現実と非現実の境界線が分からなくなるわ…」

「でも楽しかったでしょ?」石川がにやりと笑いながら聞いた。

富山は答えずに星空を見上げた。夜空には無数の星が輝いており、その美しさは今夜の不思議な出来事すらも霞ませるほどだった。

確かに、とんでもない体験だったが…どこか心の奥で温かいものを感じている自分がいた。

「まあ…ちょっとだけね」富山が小さく微笑んだ。

石川と千葉が顔を見合わせて笑った。

「よし!次回のグレートキャンプのテーマも決めようぜ!」

「今度は何?」

「『宇宙人とコンタクトを取るキャンプ』なんてどうかな!アルミホイルでアンテナ作って!」

「はああああ?!」富山の絶叫が再び山にこだまし、他のキャンパー達がクスクスと笑い声を上げた。

こうして、石川達の69回目のグレートキャンプは、山神様の奇跡と熊との友情という予想外の展開で幕を閉じたのだった。翌朝、彼らが目を覚ますと、昨夜の出来事が夢だったのかと思うほど静かな朝を迎えていた。しかし石川の手には、確かに豆腐の焼けた匂いが残っていた。

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『山神様から授かった豆腐で野生の熊を追い払え!』 海山純平 @umiyama117

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