「推し活」非常に楽しく最後まで拝読させていただきました。
物語は雑草魂で現実世界を生き抜いてきたアキちゃんが小説の世界に飛び、まさかの推しに遭遇することから始まる。
憧れていた推し・アレンを近くで見られる。それだけで生きててよかった…と痛感するはずが。
まさかの推しから「男認定」おまけに雑用係と名前すら呼んでもらえない。
アレンは雑用係をどうにか追い出そうと必死に彼女のあらを探すものの、完璧に仕事をこなすアキちゃんの問題点が一切みつからない。
あれよあれよと小細工をしかけようとすると残念なイケメンだと周囲から呆れられる始末。
小説の中とは違うとんでもないアレンの姿を知る度にアキちゃんの推しへの加算はジェットコースターのようにマイナス加算。ないわ…と思わず推しへの愛が失われるかと思いきや……!?
個性的な登場キャラがおいしいところを彩ってくれるので、最後までどのシーンを拝見しても映像がふっと浮かんできます。
そして何よりも魅力的なパワーワード「チベスナ顔」
こちらの作品を読むにあたり、チベスナとは何ぞ?と検索してから入ると二倍も三倍も楽しく世界に入れます。
アキちゃんの推し活+生きるために必要なのは仕事で賃金をいただくことよ!という実にリアルなパワフル姿と、残念な顔だけイケメンくんとの掛け合いを最後の最後まで味わい尽くせます。
恋の始まりは、理由なんていらないですよね。
そして小説とは違う推しの意外な素顔をとくと拝見せよ。パワフル恋愛コメディの開幕です!