読み進める中で、きっと自然に見えてくることでしょう。
あ、このタイトルってそういう意味か! と。
同窓会のような感じで、ヒロシやエリーたち、かつてのサークル仲間たちが集う。
その際の文章には、どうも「どっかで聞き覚えのあるフレーズ」がいくつも紛れ込んでいて……。
あれ、これってあのバンドの……と思った辺りで「ああ!」となること必至!
そして作者からの「出題」が出てきます。「果たしてあなたは、何個わかるかな?」と。
「あのバンドの出してきた無数の曲の数々」。そのタイトルをいくつまで知っていて、作中に紛れ込んでいる「それ」をどこまで見つけられるか。
よほどのファンじゃない限りは超・超難易度となること請け合い。
そして同時に、新しい読書体験を得られることは間違いないです。小説の文章の中にさりげなく(?)ワードが散りばめられるという形式、他では見ることのない作風であることは確実。
普通に物語を楽しむのとは違う、新鮮な読み心地を得られること請け合いです!