どこの学校にもあったであろう七不思議!その真相を調べるべく、個性豊かな部員たちと共に臨場感たっぷりに、描かれます。軽い気持ちで読み始めましたが、結構ガチ。細部まで作り込まれています!面白かった!
学校の七不思議を巡る"7人"の学生。細やかな描写と作品の雰囲気によって、七不思議の怪異が襲ってくるとわかっていても恐ろしさに震えます。読んでいくうちに、一人、また一人と、どんなふうに消えていくのか待ち遠しくなるような暗い愉しみを覚えてしまいました。伏線を回収したラストシーンにおいて笑う誰かと、消えていくことを楽しんでいた自分が重なり、ゾッとしました。一つ一つの怪談が簡潔で読みやすく、けれどしっかり怖くて面白い作品でした。