嘘つき
@vefinp
楽しそうだ!
僕は九条高校1年 大崎 たける
現在部活もバイトも何もせず、ただ普通の毎日を過ごさせてもらっている
ただの普通の高校生だ。
今日は学校だ。もう行って一ヶ月経った。九条高校は、家が近いという理由だけで、選んだ学校の割には、少し楽しかった。
まだなれないことは多いけど、やっぱり楽しい。なぜなら、、まああとから分かるだろう。
「お弁当もったね?いってらっしゃい」
「いってきます」
ガチャっとドアを開け、少し肌寒い空気を受け家を出た。
「おっはよー!!」
家を出た途端、僕の肩に腕が巻きつく。
「ウエ!なんだよヒロム」
こいつは坂木 ヒロム元気で脳天気な僕の親友だ。
ヒロムはサッカークラブでサッカーをしていた。しかもエースストライカー。
おまけにイケメン。完璧人間だ。
こいつとは小中高の幼馴染で高校も一緒のクラス。さっき話した楽しい理由がヒロムのおかげなのは、言うまでもないだろう。
「今日もちょっと寒いなー!でも昼は暑いんだぜ!意味わかんねーよな笑」
「異常だよ、ヒロムと一緒くらい」
「何だと!このやろー笑」
「うお!やめろ笑」
「てかてか今日席替えだろ!まだクラスのみんな覚えてねーけど仲良くなるチャンスだな!!」
「僕はヒロムと隣だったからしたくなかったけどな」
「なんでだよ、たけるも友達作れよ!!」
「簡単に言うな笑 ヒロムみたいに秒で作るやつはなかなかいないぞ」
「たけるそれしか言わねーな!笑」
そんなくだらないこと話しているうちに九条高校についた
「おはよう!たける ヒロム!」
この先生は担任の九井先生 元気なアフロのメガネ先生だ。なかなかインパクトが強いからすぐ覚えてしまった
「おざーす!先生!今日席替えしますか?」
「おお!覚えとったか!やるぞやるぞ!席座って待っとけ!」
「りょうかいっす!」
朝から活気のいい会話を見て、少しだけ嬉しくなった
今日の学校は楽しそうだ!
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