第17話 汚屋敷の亡霊【2】

「僕は旭高校1年、斜力 奉結、高校生探偵! 旭町派出所のお巡りさんには有名になってます、町外れに有る汚屋敷で有名な廃屋の二階で、覚醒剤を見付けました、鑑識と刑事さんの派遣をお願いします。 

 え、……不法投棄してる人の亡霊目撃の調査に来て発見しました。

 はい、現状維持で待って居ます」


「ホームス、覚醒剤って? この粉の事?」

「そうだよ、コナンみたいに鼻が良く効く犬猫なら臭いで分かる様だぞ」



「お前達、こんな所で何をして居る!」

「倭都やっつけて!!」

 二人の男は、子供が二人と油断して居たようだ。


 空手二段の倭都は、一人の喉を強打した、息が出来ず声も出せずに昏倒、結果を見ずもう一人の男を金蹴りし屈んだ所をコメカミに強打、一瞬で倭都は二人の男を伸していた。


「倭都、相変わらず容赦無い良い動きだな!」

 僕は二人のベルトを抜き、後ろ手に縛った。



 男二人はダメージが酷い様で、気絶したままだ。


 20分経ってやっとパトカーがやって来た。


 ガタつきもせず、窓が開いた。

「お巡りさん! ここです!」

「やぁ、奉結君また事件解決したのか? ここに行くよう県警本部から連絡貰った」


 こっちを見上げて、何時ものお巡りさんがノンビリ言って来た。

「覚醒剤密売組織の関係者二人捕まえて居ます!! 逮捕して下さい……鑑識は?」


「本官に事情聴衆する様、連絡………密売組織捕らえた? ちょっと待ってくれ上がって行く!!」


 派出所勤務のお巡りさんは、呑気なものだ。

 縛った男二人と、整理箪笥の覚醒剤を見て、大慌てで本部に連絡入れてる。


 高校生が覚醒剤発見と言っても、半信半疑取り合えず近くの派出所から出動って感じだった様で、連絡を受け鑑識と刑事がやって来たのは、それから40分経ってだった。


 平和な日本の警察なんて、こんなものだろう。


「高校生探偵の二人、奉結君と倭都さんは事件解決に容疑者逮捕に度々協力して貰ってます! 県警本部には報告して居ります!」


 刑事の二人、僕達を怪しむ発言しやがって、何時ものお巡りさんも少し憤慨して刑事に言ってた。


「後は本職に任せて、私達は帰ります! 簡単に解決したのに、1時間以上無駄な時間付き合わされ、これからは警察に通報控えます」

 僕以上に腹を立てた倭都が、捨て台詞言って帰った。


 倭都はお父さんにプリプリ怒って、報告してた。

 おじさんは、直ぐに何処かに連絡してる。


 何故か警察署長と担当刑事二人が、飛んで来て謝罪を始めた。

 おじさん、飛んでも有力者だったんだ。

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