物に宿る妖精たちと、普通じゃないことを求めた少女の冒険譚をぜひ！

まず最初に一言！
すごくすごく面白いです！！（笑）

主人公のエミコ。平凡だとか、普通だとか、そう言われ続けてきたけど、『普通じゃないことがしたい』という気持ちが物語の幕を上げる。
ちょうどその時期に転校してきた、転校生の小田信長くん。（歴史上のあの人物じゃないですよ💦）

その小田くんが、自己紹介のときに言った、「妖精を探している」の一言で、エミコと小田くんのバディ物語が始まります。

妖精×物、つまり、モノツキフェアリー！！
物の大切さを、まっすぐ伝えられる作品です。

この作品のすごいところは、キャラの良さ！
エミコは元気いっぱいで明るくポジティブ！　その元気さのお陰でどんどん物語が進んでいきます！
小田くんは、そんなエミコを苦笑いで見る役というかいや、この二人のテンションの差みたいなのが良いです（笑）
この話のサブ主人公ともなるダイキチという男の子も、いいキャラしてます（笑）
ネタバレはできないんですけど……。

サクサク読めて、ずっとワクワクして読んでいられます！
テンポの良さも作品の良いところ✨️

角川つばさ文庫小説賞にも参加されています！
児童向け小説としてもすごくいいので、ぜひ皆さん、この機会にご一読を！！