流行りのNTRもののパッと寝取られて、逆転してざまぁして!というのとは毛色が違います。
登場人物ひとりひとりがしっかりと考え、そして抗えない『学校』『社会』という共同体の見えない何かに流されて、時に傷つき、時に傷つけ、学んだり、戦ったり、諦めたり、流されたりします。
作者様が俯瞰して、こういうことあるよね、というのをきちんと登場人物の行動・反応に落とし込めているので、リアリティがあり、それ故にズシンとしたボディブローを喰らう時があります。
童貞・処女厨こそ読むべき良い小説と感じました。おすすめします。