『アッカ・N・べー』
やましん(テンパー)
『アッカ・N・べー』 上 (全3話)
アッカ・N・べーさんは、世界的な大指揮者さまである。
ただし、いまは、幽霊ではあった。
生前は、一般人にまで、非常に人気がある指揮者さまであったのだが。
幽霊世界は、現世とは異なる次元にあるのだ。
したがって、本来は行き来とかは、できないのである。
しかし、現世に影を投影することは可能だが、幽霊世界政府の公式サービスは非常に審査が厳しく、また、利用条件も難しいため、なかなか、実際には利用ができないので、幽霊さんたちはどうしても闇ビジネスを使用するケースがあとを断たないのである。が、闇ビジネスサービスは、テクニックがあいまいで、いい加減なため、苦しんだ末、ついには路頭に迷う幽霊さんも、少なくなかった。
が、そこは、アッカ・N・べー氏は、訳が違う。
強力な政治力があり、資金力があり、派閥も強大であった。
そこで、ついに、天国フィルハーモニー管弦楽団を設立し、自らは首席指揮者に、首席客演指揮者には、あの、ネルト・ベ・ウングラーさんを据えたのである。
そうして、幽霊世界政府を説得し、ついには、現世ツアーを敢行することとなった。
ツアーを仕切るのは、タルレジャ教団の関連会社である、『全宇宙エネルギー活用研究財団』である。宇宙4つの力を制御しようとする壮大な研究をしていた。バックにはヘレナ女王がいると考えられていた。
😚😚😚😚😚😚😚😚😚😚😚😚🎶😚😚😚😚😚😚
やま・しんさん
『なんだか、怪しいメールが来ているよ。』
しん・やまさん
『おらにもきただ。これだあ! 天国フィルハーモニー管弦楽団演奏会。来る25日午前0時(26日の新しい 深夜12時)、怨みが池公園、怨みます広場にて。入場料金、100ドリム以上いくらでも。演奏曲目。ベートーヴェン『エグモント序曲』。チャイコフスキー『交響曲第6番‘’悲愴‘’』。ムソルグスキー『はげ山の一夜』。シベリウス『悲しきワルツ』『トゥオネラの白鳥』。やましん『妖怪の嘆き』(現世・幽霊世界初演)。その他。 指揮者=アッカ・N・べー及びネルト・ベ・ウングラー ヴァイオリン独奏=ハガ・ナーイ。……… とかだな。』
やま・しん
『ま、ひまだし、行ってみるかあ!』
🚶♀️🙆🚶
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