僕の考えたコンセプトが評価を下されるまで
@eggLico_tamatobashiman
第1章 コンセプト
7月某日、僕はある課題に取り組んでいた。僕のゼミの先生でもあるF教授の授業ということもあってかなり真剣に取り組んでいた。その課題は、身の回りの不便なことから課題見つけ、それを解決するアイデアを考えるといったものである。僕はそのお題を目にしたときに思った。「なんも思いつかねえ…」と。考えながら毎日を過ごしていた。そしてある日所属している野球サークルの活動の際にあることをひらめいた。僕が普段から使用しているグローブ、バッティング用手袋、守備用手袋のにおいがひどい。「洗濯すればにおいなんて…」と思っていたのだが、なかなか落ちないのである。そこでゼミの授業外プロジェクトでわさびの成分を利用した防臭・防虫剤を広めるといったことをしていることを思い出した。守備が終わりベンチに引き上げた際に「あれ、これわさびの成分使えばいけるんじゃないか?」と考えた。家に帰りこのアイデアを絵にして書いてみることに。すると、思っていたよりもできそうだと感じた。このわさび成分を用いたものに僕は、"刺激臭で刺激臭を撃退"というコンセプトを考えた。
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