からだ*ココロ*くすくす*クスリ

月野璃子

ひとつめのお話【私の持病について】

 私は現在関節リウマチという持病があり病院に通っています。毎週金曜日に免疫の働きを抑える処方箋を打っているのですが、ここ数カ月処方箋を打つことへの恐れを感じています。

 症状が抑えられ、体に痛みがないことが喜ばしい一方で、感じるのは処方箋を打つことへの躊躇い。特にここ数週間の怠さは酷いもので、仕事をしている時の体のふらつきや集中力のなさに嫌気がさす日々です。

 消毒のアルコールの匂いが強烈に感じられ、処方箋を打ったあとしばらくの間薬の匂いに包まれている。


 副作用に挙げられているのは口内炎や倦怠感、息切れや呼吸困難。間質性肺炎やリンパ腫の発症など。

 肺炎になる兆しはなく、血液検査の数値も正常でリンパ腫になる兆しも今の所はありません。それでも倦怠感が日々の生活に及ぼす影響は大きなものです。

 主治医の先生に薬を変えてくださるよう言っているものの『今はまだ変えられない』との返答で、次の診察で同じものが処方されるのではと怖さを感じています。

 持病を克服する前に、体が処方箋に負けてしまうのではないか⋯⋯と。



 今の私に必要なのは心の持ちようなのかもしれません。体の状態がどうであれ、心を病ませてはいけない。

 病は気からと言いますものね。


 この連載は【体と心を大切に過ごしたい】という気持ちから始めたものです。

 【体を労り心に余裕を持って日々を過ごせたら】という願いを秘めて。お読みくださる皆様も体には気をつけてください。


 不定期な更新になることと思いますが、この連載にお付き合い頂けたら幸いです。


 よろしくお願いします。




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