いつか読んだ、川端康成の「乙女の港」を思い出しました。エス...女学生同士が育んだ狂気的なまでの熱情が、たった二通の手紙からひしひしと伝わってきます。あくまで当人同士の手紙であり、背景については読み手に委ねる構成。そして何よりも美しい文章に心惹かれました。カクヨムを始めてまだ数日ですが、早速素敵な小説に出会えてとても嬉しいです。