死ぬことと生き続けることのどちらが地獄かという話ですね……。
個人的に亜矢は最後に一矢報いたような気持ちで電車に飛び込みましたが、亜弥はきっとその言葉も亜矢の存在も忘れてしまう気がします。
死ねばそれで終わりですので。
世の中は加害する側に優しく出来ているので、亜矢のことを思い出したとしても若気の至りだとか笑い話のひとつにしかならないのでしょう。
亜弥が亜矢の気持ちを知ることが出来るとすれば、自分の子供が同じ目に遭った時ぐらいかもしれないなぁ……なんて思ったりしました。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
亜弥のその後がどうなるかという点については、いつものように読者の皆様のご想像に丸投げという、無責任な展開です。
確かに亜矢の存在を忘れることで、その後の人生を無難に歩んでいく。
人間の精神はそのように利己的に出来ているのかも知れませんね。
私見ですが。
ディスコミュニケーションの物語だと受け取りました。
たぶん何も亜弥には届かない。
亜矢の言葉も死も関係ない。
イジメは関係性を壊す行為だから。
人の環に入っていないふたりだったから。
行きつく処は同じだとしても。
違う地獄に行くんだと思いました。
演出として。
状況や人物造形を省き、行為のみに焦点を絞り込む。
そして最後は一文で締める。
結末の切り方の鮮やかな物語でした。
堪能致しました。
作者からの返信
おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
二人の世界は閉じてしまっているのかも知れません。
最後の締めはどこで切ろうか迷いましたが、くどくど書かない方が効果的かなと思い、この様な結末にしました。
最後になりますが、レビューコメントありがとうございます。
重ねてお礼申し上げます。
への応援コメント
精神世界での話で、主人格亜弥の中にいるひとりの人格が亜矢なのかと思いました。
つまり、亜矢が電車に飛び込んだということは——。
迷推理でございました。
なるほど。無間地獄。
亜弥は、その地獄を地獄と思うのかどうか。
いずれにしても地獄、であるかもしれませんね。
作者からの返信
おはようございます。
コメントありがとうございます。
成程、別人格ですか。
それは思いつきませんでした。