天才ピッチャーと野球を始め、挫折しながらも、夢とは少し違うかたちでも、甲子園を目指す!これだけ聞けばベタな話かもひれない。でも、読めばすぐに引きずり込まれることになる。まるでその場にいて彼らを見ているような描写。物語とは思えない、自然な登場人物たちの動き。そして、結末では涙を流してしまうような感動が待ち受けている。これはただの小説などではなく、2人の少年少女の物語だ!