第26話 観察

日々の生活もままならない程苦しんでいた。

目は俯き誰とも視線を合わせない。

あんなに人間観察が好きだったのに

人を見るのも怖くなった。

いつ裏切られるのか?

何を考えているのか?

予想が出来なかった。

私の事を慕って居ると思ってた人は私の姿が見えなくなると悪口を言った。

面白ろ可笑しく私の話を作り出していた。

どんな顔でどんな目でどんな口でそれを呟いたのか想像する。


私は貴方の作り話で不幸になんかならない。

だって私は幸せだし運がよいって思ってる。

貴方は私を蹴落としたつもりなのだろうけど、私の価値は貴方のせいでは変わらない。


私はわたし。私の足でちゃんと立てる。

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