女友達の愛が重すぎる!
しはやに
第1話
「ねぇ
「え?」
ソファーでゴロゴロしていると一緒に家に住んでいる星歌が急に変な事を言ってきた
「なんでそんな急に言ってきたの?」
「えーだって、凰最近告白されたでしょー」
「されたけどなんでそんな事知ってるの...」
「私を舐めないでよ!凰の事ならだいたい知ってるよ。例えば、凰の初恋の人とか、凰の最近のオカズとか...」
「ストップ!ストップ!なんでそんな事しってんの!?」
「そらー凰の
「だとしてもおかしいでしょ!?」
「まぁまぁ。それで結婚するのしないの?」
星歌はそう言いながら俺に抱きついて来た
「結婚する気は無いと言うか...何と言うか...」
そう言いながら俺は星歌を引き剥がす。相変わらず顔だけはいいんだよな〜
「別に良くない〜?だって今凰の事世話して上げてるのってだれ?」
「星歌だけど...」
「でしょ〜洗濯も掃除もあまつさえ凰の大学行くためのお金や生活費まで私が出してあげてるんだよ〜?」
「もし私が凰の事を見捨てちゃったら〜凰どうなっちゃう?生きて行ける?」
「...」
「住むところも無い。お金も無い。頼れる友達も居ない。どうするの?」
星歌はまた凰に抱きつきながら言い放つ
「それは...」
「凰の大学での印象って何だと思う?女友達に貢がせてるクズ野郎だよ?あながち間違えじゃないよね〜凰の使うお金のほとんどが私のお金だし、凰の初体験も私だし凰の一番仲のいい友達ま私だし〜」
「うぅ...」
「凰に初めても捧げたんだし、現在進行系でお金もあげてるし」
「だからさぁこの際だから私たち結婚しよ♡」
「分かったよ...結婚するよ...」
「ありがとう〜あ・な・た♡」
'星歌'
ふふ、やっと手に入れた。今思えば長かったな〜凰を手に入れる為に、どこの高校に行くか調べて仲良くなって、身の回りの世話もして、生活能力を無くして私無しじゃ生きていけないようにして、大学内で悪い噂を流して交友関係も切って誰にも頼れなくして、生きていくために私に依存させるの〜♡
だけどまさか凰に告白する女が出てくるなんて。でも、もう関係ない凰は私の物だから。
凰♡愛してるからね♡ず〜と前から♡愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛してるからね♡これからはず〜と一緒だよ♡♡♡
女友達の愛が重すぎる! しはやに @K25zi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます