旅路の途中
一閃
第1話
透き通るかの水色に
清々しく晴れ渡っている空のした
漂うように 行く先を思いあぐねている
前を向いて歩みを進めたら
何かに出逢う?
歩みをとめて 振り返ったら
誰かが笑って名前を呼んでくれる?
空よ 教えてくれないか
確かな約束を ひとつも持たず
何も持たない自由と不安を手にして
どこへ行けばいい?
応える声は聞こえないけど
いつまでも いつまでも風に吹かれている
「迷う時は歩みを止めろということか」
そんな 言い訳を口にしながら
追い風が吹くのを待つ
自分がいる
風の吹くままも悪くはないか
旅路の途中 一閃 @tdngai1
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます