BABY BLUE 〜 君の瞳に映る、涙の色は 〜

伊東ミヤコ

BABY BLUE

* introduction *



あの日、あの場所で、二人で見たね

両手で抱えきれないくらいのたくさんの星

手をのばせば、すぐにでも届きそうだった



でも、届くわけない、わかってるよと手を引っ込めた瞬間

いつのまにか、光すらとらえられないくらいに遠ざかっていったっけ



どうして、ごまかしたりしたんだろう

馬鹿げてるなんて、君が笑うわけないのに



臆病な自分を手放したら、出会えるかな

ひとかけらでもいい

いつかまた、あの宝石のようにきらめく星たちに




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