第14話 全身麻酔・初体験💖

 先日から二泊三日で某病院に検査入院しておりまして、今日(9/9)自宅に帰ってきましたー! その検査が、全身麻酔をするものだったのですが、そのときの体験がおもしろかったのでお話します。(そのせいでカクとヨム両方できておりませんでした)


 ※検査の内容は生々しいので伏せておきます。あと、命にかかわるような病気ではないのでご安心ください。


 最近の医療ってすごいなと思ったのですが、まず、最初に採血したら、その針を刺したまま点滴にも使うんですよ! つまり、痛いのは一回だけ!!


 左手の手首付近の注射って痛いんですけど、針は金属ではなくて柔らかいチューブ状なので、ずーっと刺さってても、最初はジクジクしただけであとは気にならない!

 結局針は三日間ずっと刺さったままでしたが、今日抜いても痛くない、内出血すらしてないんです。最新医療すごおおおい。


 もちろん、濡れても大丈夫なのでシャワーもできます。針から10cmくらいの、生理食塩水が満ちた細い管が繋がってて手首に特別な絆創膏で張り付けられているので邪魔にもなりません。


 で、その針から全身麻酔のお薬をいれーの、点滴を打ちーの、痛み止めをいれたりーのするのです。


 昔の病院では、点滴や採血の度に針差してて、長い入院の人だと手首に両方痣になってたりしてた記憶がありましたが、今は患者さんの負担を減らすための技術が進歩してますね。


 さて、肝心の全身麻酔ですが、人によって反応が全然違うそうです。

 私の場合、看護師さんが「麻酔のお薬入れますね~」と言ってからだいたい10秒くらいで記憶が途切れていました。


 その時思ったのは「ああ、死ぬ時ってこんな感じなのかも」という感想でした。

 目がだんだん閉じて、視界がゆっくりと狭まって、なんともいえない幸福感に満ちて、もしこういう終わり方だったらいいな、とも思いました。死にたくはないですけどね(汗)


 走馬灯とかは見えませんでしたし、川の向こうから亡くなった父が手招きしてる、とかもなかったです。ただ、暗くなるだけ。


 そして、「終わりましたよ」の声で起きたら一時間経ってました。

 自分の感覚では本当に一瞬なんです。検査自体は正味20分、その前後に全身麻酔の準備と後始末で合計一時間でした。


 全身麻酔、めっちゃ楽ーー!!


 検査前に「全身麻酔と下半身だけの部分麻酔、どっちにします?」と選ばせてもらえたので、ちょっと心配でしたが全身選んで正解だったかも! 部分麻酔は脊髄に注射するので。あと現在の医療での全身麻酔はとても安全なレベルですよ、と言われたとおり本当に楽でした。


 と思いましたが、その後の二時間の安静が辛かった。麻酔自体は切れているので普通に動くことはできるんですが、じっとしてないといけません。麻酔の先生がお上手だったのか、すぐにでも立って歩けそうだったんですが、二時間は動いちゃだめ。ただ、一時間くらいしたら看護師さんがスマホを持たせてくれたのでなんとか乗り切れました。


 二時間後、点滴野郎(点滴したまま歩行移動)になって病院の売店まで行って、朝昼食抜きでお腹が空いていたのでおやつのクロワッサンとヨーグルトを買って来て病室で食べたら看護師さんが「食べられるのでしたら、点滴終わりますねー」と言ってくださり、点滴野郎終了。


 ちょっと怖い話ですが、ごく稀に高齢者、車酔いしやすい人、お酒を飲む人は麻酔から覚めたあとに「せん妄」になることがあるそうです。


 「せん妄」とは、全身麻酔後に幻覚や妄想、興奮、活動底の低下といった精神機能の障害だそうですが、中には暴れ出す人もいるようでそれを聞いたとき、自分もなんか変な幻覚を見たらやだなあ、とか錯乱とかなったらやだなあ、と思って看護師さんにそう言ったら「全身麻酔の経験ができる、ってわくわくしているような人はなりませんよ」と言われまして、まさにおっしゃる通りでした。


 そう、まさに「全身麻酔……ネタで一本エッセイ書ける!」って思ってましたので(照)

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