非リアでも異世界転生して最強になれました〜なので現世に戻って適当に無双しようと思います〜

ゲーム好きの受験生

第1話 異世界転生にはチートがつきもの。

カツ、カツ、カツ…ザワザワザワ。教室から聞こえる喧騒と、無機質な足音だけが廊下に響き渡る。ワイは…じゃなかった俺は石原渚。万年ぼっち、彼女いない歴=年齢、心の拠り所はカク◯ムのみ、コミュ障…等、どこをとっても非リアな中三だ。一応頭だけはいいと自負している。そして今、帰宅部である俺は家に帰るところである。そうこうしているうちに学校前の交差点まで来た。やばい信号が点滅してる!走れ!その一歩目を踏み出した瞬間。信号は赤に変わり、トラックが突っ込んできた。「えっ…」声にならない声をあげて、俺の人生はあまりにあっけなく、終わった。…とでも思っていたか?実際はどうだ。天界らしきところで女神らしき人物と相対している!これは…さてはチートスキルだな⁉︎その時、女神が口を開いた。「さて、次にスキルですが…」キタキタキター!ん?次に?これもしかしてなんか大事なこと抜け落ちてるか?もしや。「スキル名は、【ラノベのお約束全部起きる】となっております。」??????????え?は?え?え??待ってつまりどういうこと?チートスキルとかではない???でもお約束って大凡無双もののお約束かと思うんだが…え?お約束展開だけでどう無双しろと?「そしてお約束を起こすために、」お?流れ変わったな…「あなたには好きなチートスキルを一つ授けましょう。これがリストです。」そのリストには、有名なラノベの題名と主人公の名前と能力が書いてある…すると?この中からか…えー…じゃあもうステータス無双系でいいか。「あの…この『異世界に転生したらステータス極高で楽勝なんだがwww』の主人公、エルドルトでお願いします…」そう。おれはとりあえずもうステータスで無双する。

この主人公の真の能力スキルはレベルアップ・極だからな。最終的に究極魔法とかも使えたはず。「エルドルトですね。承知いたしました。では良い異世界ライフを!」その時、意識は途切れた。

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