第2話 ダイイングメッセージは、春夏秋冬東西南北!
「依頼されていた浮気調査も終わったし、今日は暇だな。」
「探偵!殺人事件の犯人を当ててくれ!」
「刑事さん?今度は何ですか?」
「殺人事件なんだ!一瞬で容疑者は、3人に絞れたんだが。」
「一瞬で?刑事さんたち、実は優秀ですよね?」
「1人目の容疑者は、アキナイハルアキ。男性だ。」
「情報はそれだけですか?」
「それだけだ。」
「たったそれだけ?」
「2人目の容疑者は、ワタヌキホヅミ。女性だ。」
「また情報はそれだけですか?」
「それだけだ。」
「またそれだけ?」
「3人目の容疑者は、ヒトトセヨモヒロ。男性だ。」
「もしかして?」
「それだけだ。」
「今回は難しいですね。他に何か情報はありませんか?」
「被害者が亡くなる直前に犯人のことを書いたダイイングメッセージがあるぞ。」
「かなり重要じゃないですか。何って書いてあったんですか?」
「春夏秋冬東西南北って書いてあったんだが、意味がわからなくて。」
「すぐに3人目の容疑者のヒトトセヨモヒロを逮捕してください!」
「わかった。ヒトトセヨモヒロだな?行ってくる!」
「どうしましょう?まだ23行しか使っていませんね。」
「探偵!ヒトトセヨモヒロが自供したぞ!なんで犯人がわかったんだ?」
「実は春夏秋冬はヒトトセ、東西南北はヨモヒロって読むんです。」
「まさかダイイングメッセージに、フルネームが書いてあったとは。」
「ちなみにワタヌキは四月一日で、ホヅミは八月一日って書きます。」
「そうなのか?それも知らなかったな。」
「あとアキナイは春夏冬で、ハルアキは春秋かもしれませんね。」
「今回の容疑者は、みんな少し変わった名前だったのか。」
「実際に犯人が自供したことだし、推理は正しかったようですね。」
「そうだな。また探偵に助けられてしまったようだ。」
「これにて一件落着っと。」
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