第9話微びじょに おびえる おとこたち

こうえんに むかうとちゅ キノシタは ある マンションの まえで たちどまり オダに きいた

キノシタ「ここ しってますか?」

オダ「なに? しらない」

キノシタ「さいしょに ドМじぞうに だきついた たにがわさんか すんでるとこてすよ せんしゅう たんいんして まだ いえに いるそうです」

オダ「そおー おみまいついでに この じょせい みたことあるか きいて みょうか」

ふたりは たにがわのすむ へやを たずねた インターホンで よぶと たにがわは すぐに でてきた

オダ「たいいんしたって きいて ちかくに きたから よって みました そのご どうですか」

たにがわ「どうも たんいんは したけど からだは ボロボロで まだ しゃかいふっきは さきですね」

キノシタ「たいへん だったよね ところでさ いま このじょせいを さがしてるんだけど みた きおくとか ないかな?」

キノシタが にがおえの コピーを みせると あきらかに たにがわの ひょうじょうが かわった オダは それを みのがさない

オダ「しってるの?」

たにがわ「い いや・・」

オダ「しってたら ぜひ きょうりょく して くれませんか あなたの あとに おなじように おじぞうさまに だきついた おとこが いたのは しってる?」

たにがわ「なかに はいりませんか」

たにがわの さそいをうけ ふたりは たにがわの へやに はいった きれいに かたずけられた 2LDKの へやの いまに とおされ おおきな クッションに すわった

オダ「きれいに してるね」

たにがわ「なにか のみますか」

オダ「おかまいなく それより なにか かのじょのこと しってるの」

オダの といかけに たにがわは ちんもく している 

オダ「さっき はなした ドМじぞうに だきついた ひとが いうには かれは この じょせいに イタズラもくてきで だきついたら おじぞうさまに かわってた と いうのよ かれは あなたより はるかに じゅうしょうを おってて かれいわく かみさまの バチが あたったんだって いうのよ」

たにがわ「バチ?なにか したんてすか?」

キノシタ「いや~ きのどくに ペニスも こうがんも せつじょしてね」

たにがわ「エッ」

オダ「かれ れんぞく ふじょぼうこうはん だと じきょうしてね それの うらずけ そうさちゅうなの だきら なにか しってたら ぜひ きょうりょく して」

はなしを きいている たにがわの かおは どんどん あおざめて いき ふるえる こえで つぶやいた

たにがわ「お おれも やりました」

オダ「エッ?」

たにがわ「おれも そのおんなに だきついたん です」

キノシタ「ほんとに? なんで?」

たにがわ「おれも レイプしたこと あります あのときも うしろから だきついて おしたおしたら おじぞうさまに なってて・・・おれのときは ブラウスに タイトスカートで びじんて グラマーで モー ムラムラして あとつけたら あの こうえんに はいって だれも いなかったから ・・・」

オダ「うしろから おそったの?」

たにがわは うなずくと ハラハラと なきはじめた

たにがわ「なにが なんだか わからなくて いままでも レイプしたけど おじぞうさまに かわった ことなんて なかったし ペニスせつじょしたって きいて おれは ついてるけど もう やくにたたないし てんばつって いうの わかる きがして」

キノシタ「たにがわさんは かのじょが だれか しってるの?」

たにがわは くびをふり

たにがわ「いきづりです けきまえで みつけて・・・」

オダ「ありがとう よく はなして くれたね しょのほうで くわしく ききたいけど いいかな?」

たにがわは しずかに うなづいた

オダ「ふくめん まわしてもらって サイレンなしで てじょうは いらないから」

キノシタ「いいんですか?」

オダ「ドМじぞうに だきついでも レイプには ならないし まだ さんこうにん だから」

キノシタ「そうですね じゃー たにがわさん したくして ください もしかしたら りゅうちじょ こうりゅうも ありえるので ベルトや ひものない ズボンや ようふくを もってたら おねがいします」

たにがわ「ベルトやひもが ない?」

オダ「じさつ ぼうしのためよ くびつり できない ようにネ゙」

たにがわ「なるほど」

たにがわは すなおに しじにしたがい ふくめんパトカーで けいさつしょに むかった

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