田舎には猫耳娘がいると聞いて

朝にライオン狩り

プロローグ え?猫耳娘のいる田舎に出張ですか?行きます!!

 オフィスにて、上司に呼び出され、深刻な顔をした上司の前にポツンと佇む私。

「突然で悪いんだが...」

そう言って上司が話を切り出す。

嫌な予感がする...

「無理です」

めんどそうなことは言われる前に断るべし。

「まだ何も言ってないんだが...」

「どうせ面倒な仕事ですよね、嫌ですよ私」

「まぁ、話だけでも聞きなさい」

上司が呆れたような表情で口を開く。

「君に1年程、○○県□□市の猫耳町に単身赴任してほしい」

「○○県ってド田舎じゃないですか、猫耳町とか聞いたこともないですし」

嫌な予感的中、田舎で1年過ごすなんて冗談じゃない

「まぁ確かに田舎だ...特色といえば猫耳娘がいるくらいだが...」

脳に電流が走る。

「え?猫耳?」

猫耳娘...確かにそう聞こえた...

猫耳+女の子だと!?

かわいいの極みでしょ!見に行きたい!


「君が嫌だと言うなら他の者に...」

「行きます!絶対に行きます!なんとしても行きます!」

「ほんとにいいのか?」

「もちろんです!田舎大好きなんで!」


という訳で猫耳町に赴任することになったのだ。


           続く

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