第2話

伯爵家や、他の人たちにバレないようにって

心がけたけど・・・


私が、調子のって

「もうひとおし」とか言わなければ


こんな強くならなかったし


お得だと思って、「その話のったー!」


とか言わなければって




「こんな事で、気落ちしてたら生きていけない!」


「だけど・・・施設に居た頃の八才の

私だったとしても今何日なんだろう?」

「リリス!何掃除サボってるの!」


「ごめんなさい・・・」

「ごめんじゃないわ!早く雑巾掛けをしなさい!」


「公爵様が、来てしまうでしょ!」

公爵様?そうだ!


今日は、公爵様が子供を引き取りに来る日!


「分かりました!今すぐします!」


前は、公爵様が来た時施設の子に





「あんたなんか!公爵様に相応しくないわ!」


「でも、私も行きたいです」


「は?私に、口答え?」


「ごめんなさい・・・」

「わかったならいいわ?」

「はい・・・」

あの時の、私は弱かっただけど!今の私なら!


「ねぇ?リリス」

「何ですか?」

「あんたなんか公爵様に、相応しくないわ!」


ここで泣く、いいえ!ここから走って逃げる!


「わっ私も、行きたいんです!」


「は?待ちなさい!リリス!」

公爵様が来るまで、走ってやる!

四大公爵様の中で、どの公爵か分からないけどね!



「はっはっ!」

「よし!まいた!って、キャア!」

「すみません、」って、小公爵様!


終わった、私嫌われた・・・


「痛い、」

「はっ!大丈夫?今治してあげる!」


「キュアヒール!」


「えっ!治った!」


「これで、大丈夫だよ!」


あっ間違えた!つい、聖女だった時のくせで


「君、すごい!」

「だけど、どうして治してくれたの?」

「何でって、私が怪我させちゃったから」


「あっだけど、この事は内緒にしてね?」


「僕が、小公爵だから怖がられると思ってた」


「そんな理由で、怖がるわけないでしょ?」

「うれしい、ありがとう・・・」


「どこに、いるの!リリス!公爵様が来たわよ!」

「やばい!いかなと!」


「待って!僕も、一緒に行く!」


えー、まあ1人にするのも可哀想だしいっか


「ただいま来ました!」


「遅いわよ!リリス!」


「リリス?この人は?」


「この子?この子は、小公爵様!」


「迷ってたから、一緒にきたの!」


「そうなの、それならいいわ」


「リリス、こっちに並びなさい」


「分かりました、バイバイ」

「バイバイ!」

「僕も、いかなきゃ・・・」


「公爵様!この子たちです!」

「色々いるな、セシル!

 この中でいいと思うやつはいるか?」


さっきの、小公爵様だ!


だけど、私クローゼットにいるんだよねー


院長のやろうに、入れられて鍵かかってるから

出れないしそれに院長もグルかー

魔法で、壊したいけど人が多すぎてムリだし、

終わった・・・私の、人生

今まで、ありがとう・・・


「アレ?リリスは?僕、あの子がいいんだけど?」

「どこ?」

「リリス!そんな子いません!」


「リリス、その子はたしかにいたのか?」


「そうです!お父様!僕嘘ついた事ありません!」

「と、言ってるが?俺の子供が嘘をつくとでも?」


「今言い出したほうが、賢明な判断だと思うぞ?」


「ごめんなさい、ここです」


「ガチャ」

「君が、リリスか」

「リリス!おいで」

絶対ムリだと思ってたのにな、すごいや・・・


誰でもいいって、思ってたけど

私はこの人達の家族になりたい!

初めて思った!

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