因習村を観光地にしたことによるまさかの弊害!?

 因習村として多くの観光客が訪れる、三痩村が舞台。
 この村には"チシャ神様"の祟りがあるという……。
 そんな三痩村に訪れた主人公ら2人は"チシャ神様"の祟りの正体を見事暴いたと思われたが、ひとりが急に倒れた……!?祟りは本当にあったのか……!?
 5000字と読みやすい掌編ながら、怒涛の伏線回収には目を見張るものがあります。
 論理的な推理、ホラーミステリーのような作品が好きな読者様には是非ともお薦めしたい一作。