食べることは生きること

料理によって様々な能力が使えるという、キャッチーな設定が目を引く本作。
だが、読み進めていくうちに、自身が引きこもりという投げ槍な境遇ながらも、姉妹の力になるために奮戦する主人公の姿が際立つ。
なかなかに深いテーマ性を内包しているのだが、展開がやや冗長で、そこが判明するのに時間がかかるのが難点か。
姉妹がクセの強い性格しているので、刺さる人には刺さると思う。

その他のおすすめレビュー

橋比呂コーさんの他のおすすめレビュー14